補足国民民主の判断はともかく、拡大連立を志向するとしたら大前提として選挙結果が追加公認を含めても現与党(自公)で過半数割れし、野党が細川護熙内閣のように非自民が結集して政権を獲りにいく姿勢を固めて首相指名選挙へ臨むのが濃厚になったケースのみ。そうならず野党が自らの党首に投票すれば現政権は少数与党として政権は維持できます。 55年体制下で比較第1党の自民が他党の党首を首相に選んで政権を維持・奪還したのは村山富市(日本社会党出身)政権だけ。この時は先述の非自民連立政権から外される形となった社会党を誘い込んだ経緯で総選挙の結果ではありません。総選挙は主権者による厳粛な判断で、その際に野党として与党批判をしていた党が選挙後にきびすを返して与党入りしたら猛反発を受けましょう。記事は1つの可能性として面白い推測とはいえ現実的かというと疑問です。
コメンテータープロフィール
十文字学園女子大学非常勤講師。毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事などを務める。近著に『政治のしくみがイチからわかる本』『国際関係の基本がイチから分かる本』(いずれも日本実業出版社刊)など。
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