見解15人の内訳は３人が自民党規約における「選挙における非公認」より重い「党員資格停止」処分。３人が２ランク低い「党の役職停止１年」（不出馬を除き計５人）かつ政治倫理審査会で説明していません。それ未満の処分での該当者４人は「地元での理解が十分でない」≒勝てそうにない、で２人がそもそも前回小選挙区落選の復活当選。小選挙区で勝った２人のうち１人は裏金問題にとりわけ厳しい東京選出で残る１人は選挙区減で立憲の強力な前職とぶつかります。処分なしでの非公認のうち１人は比例復活ですでに不出馬表明していて、もう１人は元職。 単独での非公認３人のうち上杉氏は前回比例復活で今回は選挙区減で単独に回る予定でした。尾身氏も前回から選挙区で他候補に譲っての単独。つまり党内の競争で既に敗北しています。杉田氏は単独３度目というのが引っかかったかも。総じて「やむを得ない」か「結果に影響しない」かという人選です。
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コメンテータープロフィール
十文字学園女子大学非常勤講師。毎日新聞記者などを経て現在、日本ニュース時事能力検定協会監事などを務める。近著に『政治のしくみがイチからわかる本』『国際関係の基本がイチから分かる本』（いずれも日本実業出版社刊）など。
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