見解単体ではゲームも遊べない(改造して『Doom』を動かした人もいましたが)、目覚ましだけというニッチなコンセプトのため、任天堂もこれほどの人気が出るとは予想してなかったのでしょう。高度なプロセッサーやメモリなど使っているとも思えませんが、さりとて大きな利益が出る製品でもなく、増産を急ぐよりも販売窓口を絞り込む方を選んだのでしょう。 さっそくメルカリでも3万円近くの転売価格が付いていますが、お客が飛びついているようにも見えません(「販売済み」ほとんどなし)。製品の性質上、ハマったり友達に自慢して承認欲求を満たすものでもなく、劇的に生活が変わるわけでもないです。以前も転売屋が『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説』の在庫を大量に抱え込んで爆死していたので、同じ目に遭わせてやりましょう。
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コメンテータープロフィール
京都大学法学部大学院修士課程卒。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。現在はGadget GateやGet Navi Web、TechnoEdgeで記事を執筆中。
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