Nintendo Switch後継機、通称「スイッチ2」は今期う中=2025年3月までにアナウンスを行うとされつつ、いまだに「いつ発表となり、発売するか」の公式情報はありません。先月、ようやく「現行スイッチのソフトが動く」ことだけが明かされました。

ギリギリまで発表を引き延ばし、発売は2025年後半との噂もあったなか、ここにきて「来年1月に発表、3月に発売」の可能性が浮上しています。

ひとつは、人気YouTuberのStephen Georg氏が開発者から受け取ったというメールです。同氏はYouTubeチャンネル「StephenVlog」やTwitchでも活躍しており、ゲーム業界とも幅広く交流があることも知られています。

近日発売予定のゲームに関するメールには、「2025年第1四半期にPC（Steam）、Xbox One＆Series X|S、PlayStation 5、そして...Nintendo Switch(es)で展開予定！」と書かれていたとのこと。

スイッチが複数形（es)で書かれているのは、スイッチ2が2025年第1四半期、つまり3月まで発売されると示唆しているというわけです。

時すでに12月であり、あと3ヶ月以内に発売とすれば、正式発表は間近に迫っているはず。現行スイッチにとって最後の年末商戦（かき入れ時）である12月に出す理由はないので、1月以降になる可能性が高くなります。

ここ数年のゲーム機は、発売の数か月～1年前に正式発表が恒例となっています。たとえば初代スイッチは発売の5ヶ月前、Xbox Series X|SやPS5は約1年前という具合です。

その中では異例の早さですが、任天堂の古川社長は開発コード「NX」として発表されたスイッチが発売まで2年もかかったことにつき「少し特殊な情報発信ケースであった」と述べており、今回は待ちくたびれさせないことに重点を置くのかもしれません。

実績ある中国の情報源も「1月に正式発表、3月に発売」と主張

もう1つは、やはりYouTubeチャンネル「Nintendo Prime」が中国SNSのWeiboで見つけた噂話です。それによれば来年1月に発表、3月に発売。9月以降に莫大な量のパーツが生産されており、すでに様々な地域に65万台以上が出荷済みとのことです。

中国（ハイテク機器の組立工場が多数存在）からの噂話は玉石混交、もっと言えば石ころだらけで一般的には信ぴょう性が薄いものです。

が、今回のリーカーは過去に任天堂関連の正確な情報を公開し、その後にすべての投稿を削除したと指摘されています。 たとえば『英雄伝説 空の軌跡 the 1st（ザ・ファースト）』（仮称） や「マリオパーティ」新作 など。

いよいよ現行スイッチの売上も下降線をたどっているため、任天堂が後継機の発表や発売を引き延ばす理由も薄くなっているはず。できれば、発売当日に約700万台という史上空前の在庫が用意され、転売屋のエジキになりにくいとの噂も本当であって欲しいところです。