見解すでに連載開始から四半世紀以上が経ち、連載も断続的で物語の先どころか「次の再開はいつ」そのものが見えないなか、次は暗黒大陸編……に行くための船に乗ったのが2016年ごろのことです。 さらに、モレナとボークセンという主要キャラとは思えなかった2人の駆け引きに数話を費やしたことが度肝を抜きましたが、これはこれで面白くて当惑しているところで「次回の掲載は未定」という流れです。 冨樫先生のなかに壮大かつ濃密な構想があり、今後も執筆を続けていかれる意図は本物でしょう。が、惜しむらくは物語のスケールとご本人の健康状態が釣り合っていない。このジレンマは解きようがないですし、先生も経済的に仕事を続ける理由がないのに「それでも描く」のは感服でもあり、ファンは見守り続けるほかないのでしょう。
コメンテータープロフィール
京都大学法学部大学院修士課程卒。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。現在はGadget GateやGet Navi Web、TechnoEdgeで記事を執筆中。
多根清史の最近の記事
多根清史の最近のコメント
こちらの記事は掲載が終了しています
アクセスランキング
- 1
「真ん中が透けてる!?」人気アイドル〝丸見え〟グラビアショットが大反響「と、とんでもないTシャツだな」「服のアイデンティティが揺らぐ」
西スポWEB OTTO! - 2
中山美穂さん長男 10年ぶりの再会は自宅 パリから駆け付け…葬儀には参列せず 妹・忍「2人の姿は…」
スポニチアネックス - 3
識者とコメンテーターが一触即発バトル壮絶15ターン「事実誤認」「でも」「でもじゃない!」「話をそらさないで!」
デイリースポーツ - 4
渋谷凪咲 芸人との連名直筆メッセージで「共に歩んでいけると決心し」にコメ欄騒然
デイリースポーツ - 5
ヒロミ 酒飲むと最もヤバい女優の名前「危険!あの和田アキ子さんが酷い!って」 女帝も敗北の実態暴露に騒然
デイリースポーツ