Nintendo Switch後継機、5月にイベント開催?発売は6月の可能性が急浮上
先週、Nintendo Switch後継機(以下「スイッチ2」)につき「1月に発表、3月に発売」との噂話をお伝えしたばかりです。が、新たに「5月にイベント、6月に発売」の可能性が浮上してきました。
こうした数か月単位で食い違う噂が飛び交うのは、1つにはサプライチェーン情報筋=工場・在庫管理に近い方と販売・流通筋=小売店に近い側との情報のズレかもしれません。ともあれ、現時点ではいずれも可能性の域を出ず、「こういう説もある」程度に受け止めてください。
まず今週初め、スペイン語の任天堂情報サイトNintenduoが「2025年夏までにスイッチ2を発売予定」と報道。現行スイッチ用ソフトの後継タイトルに取り組む、少なくとも6つの開発スタジオに6月から7月下旬だと確認を取ったと述べていました。
このサイトはリークの実績が乏しく、どれほど信ぴょう性があるか不明です。とはいえ、任天堂の第1四半期は4~6月であり、決算的には「7月までに発売」は理にかなっています。
なお、Nintenduoが主張する「(EUでの価格が)400~500ユーロ」、およそ15~45%値上がり説のソースは日本であり、独自の情報源はなさそうです。
もっとも、任天堂関連リーカーのSamus Hunter氏が本当だと裏付けるような発言をしています。
- 晩春発売:発売時の生産数に応じて5月または6月に発売
- 399/449ドルが目標(各地の税金による)
- まだ現行スイッチのゲームを発表する必要がある
Nintendo Switch有機ELモデルの米国価格が349.99ドル(日本価格が約3万8000円)のため、ざっと15~28%程度の値上げになる計算です。
こちらのHunter氏も信ぴょう性は疑問との声もありますが、一応は『XenobladeX Definitive Edition』を正式発表前に仄めかしていた実績はあったりします。
5月にスイッチ2体験会、直後の世界的フェスで大々的に宣伝か
これらはフワッとした印象ですが、ゲーム業界インサイダーNateDrake氏(別名Nate the Hate)がコメントしたことで、がぜん現実味を帯びてきました。
すっかり噂になっていた6月発売説につき、同氏は「9月下旬~10月上旬頃に、ゲーム業界内で5月下旬~6月とのおしゃべりをたくさん聞いた」とポッドキャスト番組で述べつつ、本当である確認は取れていないとのことです。
ただし、「システム(ゲームハード)に焦点を当てたイベントが5月に計画されている」と明言しています。
どのようなイベントかは不明ですが、任天堂は現行スイッチ発売前の2017年1月、体験会を実施していました。その前例に倣うとすれば、6月に発売する可能性は高まることになります。
また世界的に見れば、Summer Game Fes(2025年は6月開催)などの大型イベントでお披露目できる絶好のタイミングとなり、最高のスタートを切る助けにもなるでしょう。
ちょうど本物のスイッチ2用Joy-Conだと称する画像が登場したり、中国eコマースサイトAlibabaにスイッチ2用アクセサリーと称する商品が並んでいることもあり、発売日が着実に近づいているのは間違いなさそうです。