見解維新は恐ろしいほど幼稚な政党であることを自ら暴露した。 公党間の代表が文書で交わした合意を基に衆議院では賛成したのに、自民党の国対委員長が「今国会中の法改正は日程的に難しい」と言った言葉に浮足立ち、裏取引の内情まで表に出して「嘘つき。騙された」と泣き言を言い、参議院では反対に回ると言い出した。 米国のリンカーン大統領が奴隷解放の憲法改正をやったとき、奴隷制度賛成の民主党議員に対して何をやったか。言葉で説得するのは表の話で、裏で買収と恐喝と嘘で切り崩していった。それが政治の世界である。裏の話は裏で決着をつけるのが普通だが、表に出して泣き言を言う政党や政治家を初めて見た。
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コメンテータープロフィール
１９６９年ＴＢＳ入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。９０年 米国の政治専門テレビＣ－ＳＰＡＮの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。９８年ＣＳ放送で「国会ＴＶ」を開局。０７年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■オンライン「田中塾」の次回日時：７月２８日（日）午後３時から４時半まで。パソコンかスマホでご覧いただけます。世界と日本の政治の動きを講義し、皆様からの質問を受け付けます。参加ご希望の方は https://bit.ly/2WUhRgg までお申し込みください。
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