見解これが「政治とカネ」のいつものパターンだ。検察権力の思い通りになるように仕向けられ、それに野党が迎合して規制と罰則が強化される。しかし事件の真相が明らかになることはない。 規制と罰則が強化されても必ず「抜け道」はあり、それが続くとまた検察が動いて国民の政治不信を高める。国民の代表である政治家が常に国民から叩き続けられ、行政権力と司法権力にとって都合のよい状況が生まれる。私が取材したロッキード事件もリクルート事件もその連続だった。 今度もまた真相究明より規制と罰則の強化が図られ、国民はそれで満足するが、実は何も改革されない。その儀式が始まるということだ。
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コメンテータープロフィール
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。90年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■オンライン「田中塾」の次回日時:11月24日(日)午後3時から4時半まで。パソコンかスマホでご覧いただけます。世界と日本の政治の動きを講義し、皆様からの質問を受け付けます。参加ご希望の方は https://bit.ly/2WUhRgg までお申し込みください。
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