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田辺ユウキ

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芸能ライター

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解説きみまろさんの漫談は「老い」「生死」を題材としたものが多数あります。即ちそれはきみまろさん自身も「どのように生きていくか」を自問自答し続けているあらわれだと思えます。 象徴的だったのは2020年8月放送のトーク番組『徹子の部屋』でのお話の内容。コロナ禍の影響で先々の仕事が白紙になり、これまでがんばってきた自分の芸能活動はなんだったのかと考えるようになったとおっしゃっていました。 そんなとき富士山を見て「いつ見ても飽きない」と感銘を受け、以前建てていた富士山の麓に家に住むように。そして山の頂上ではなく、下の方、右の方などいろんな箇所を見るようになったと語っていらっしゃいました。きみまろさんはそんな富士山の佇まいが「人生」のように感じたと言います。 富士山が持つ普遍性、頂点だけではなくいろんな場所・箇所の役割と魅力。芸能活動だけではない「生き方の多様性」に気づかれたのではないでしょうか。

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  • 立川談慶

    落語立川流真打/著述家

    見解綾小路きみまろさんの地道な姿を初めて見たのは、高速道路のサービスエリアで見かけた自作テープからでした…続きを読む

コメンテータープロフィール

大阪を拠点に芸能ライターとして活動。お笑い、テレビ、映像、音楽、アイドル、書籍などについて独自視点で取材&考察の記事を書いています。主な執筆メディアは、Yahoo!ニュース、Lmaga. jp、リアルサウンド、SPICE、ぴあ、大阪芸大公式、集英社オンライン、gooランキング、KEPオンライン、みよか、マガジンサミット、TOKYO TREND NEWS、お笑いファンほか多数。ご依頼は yuuking_3@yahoo.co.jp

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