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高根英幸

高根英幸

認証済み

自動車ジャーナリスト

報告

見解>「高齢の人は認知機能が衰えているから車の運転は危ない」というのは、根拠のない決めつけで差別です。 差別という言葉を使えば正当化される風潮にありますが、高齢になれば認知機能が衰えてくるのは老化現象として当たり前のことです。医師の方がこれを否定するのは驚きです。 高齢者よりも若年者の方が事故が多い、ペダル踏み間違いも多いという意見もありますが、それはすべてを合わせたデータであって、重大事故は高齢ドライバーの方が圧倒的に多い(そもそも母数も多いので)傾向にあります。 高齢者になったからといって運転を諦める必要はないと思いますが、運転を続けたいなら運転に必要な認知機能と身体能力を維持する努力をすることも大事なのではないでしょうか。 医師で高齢ドライバーである方が手本を見せてくれれば、そういう考えの方も増えると思います。

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  • 安藤眞

    自動車ジャーナリスト(元開発者)

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コメンテータープロフィール

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。芝浦工業大学機械工学部卒。これまで自動車雑誌数誌でメインライターを務め、様々なクルマの試乗、レース参戦を経験。現在は自動車情報サイトEFFECT(https://www.effectcars.com)を主宰するほか、ベストカー、クラシックミニマガジンのほか、ベストカーWeb、ITmediaビジネスオンラインなどに寄稿中。最新著作は「きちんと知りたい!電気自動車用パワーユニットの必須知識」。

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