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安藤眞

安藤眞

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自動車ジャーナリスト(元開発者)

報告

解説「若い人のほうが事故が多い」というデータを見るときには、年齢に注意が必要です。たいてい16歳からになっていますので、原付や自動二輪の事故も含まれます。これを除かなければ正確な比較はできませんし、事故形態(単独の自爆事故なのか、他者を巻き込んだ事故なのか)まで考慮しなければ、正しい結論は導けないでしょう。ただし、高齢者が運転を止めると認知症が進みやすいという医学的データはありますから、高齢になったらMT車に乗り換え、それがうまく扱えなくなったら返納するなどの方法を考えるべきだと思います。自動車教習所も高齢者用MT再講習のメニューを用意すれば、少子化時代の収益改善にもつながると思います。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 高根英幸

    自動車ジャーナリスト

    見解>「高齢の人は認知機能が衰えているから車の運転は危ない」というのは、根拠のない決めつけで差別です。 …続きを読む

コメンテータープロフィール

安藤眞

自動車ジャーナリスト(元開発者)

国内自動車メーカー設計部門に約5年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。

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