中国は「ハイブリッド」で世界の自動車覇権を握るのか!?
週プレNEWS
見解BYDが急速にエンジン技術を高めているのは事実でしょうが、本当に熱効率で46％を達成しているのかは疑問です。熱効率の測定方法についても、企業によって違いがあり、まだ統一された評価とは言えない部分があります。 それとカタログデータと実燃費との乖離や信頼性、耐久性などといった部分が本当のクルマの評価となるので、実際に発売されて2、3年経過してみないと、そのクルマの品質は見えてきません。 現時点でBYDのエンジン車の評価は、中国国内でもかなり低いと言われています。またEVは各地で発火事故を起こしており、すでにニュースにすらならないという話も聞きます。 EUや米国と関税の応酬が始まりましたが、中国車はダンピングしているだけでなく、品質が低いことが露見すれば、たちまちユーザーが離れていくでしょう。すでに中国国内では、そんな動きが出ています。
コメンテータープロフィール
日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員。芝浦工業大学機械工学部卒。これまで自動車雑誌数誌でメインライターを務め、様々なクルマの試乗、レース参戦を経験。現在は自動車情報サイトEFFECT（https://www.effectcars.com）を主宰するほか、ベストカー、クラシックミニマガジンのほか、ベストカーWeb、ITmediaビジネスオンラインなどに寄稿中。最新著作は「きちんと知りたい！電気自動車用パワーユニットの必須知識」。
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