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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説「ギャンブル依存症問題を考える会に寄せられた相談件数は5年間で約11倍に急増した」ということで、深刻な状況です。 ゲーム感覚で気軽に行う人もいるかもしれませんが、多額の借金を背負う入口になる可能性もあり、若い世代への啓発は必須な状況です。 キャンブルで多額の借金をすれば、お金を取り戻そうとして、金融機関にお金を借りて、どこからも借りれなくなれば、闇金などに手を出すこともあります。 記事にもあるように、今は闇バイトの募集がSNS上で多くなされており、「一攫千金」「一発勝負」でお金を稼いで借金をゼロにできるなどの甘い誘惑してくる、詐欺グループの魔の手に引っ掛かることもあり得ます。 家族の側も、当座のお金を貸してあげたとしても、本人がギャンブル依存症だった場合、お金を貸すだけでは解決しないこともありますので、その前に、必ず本人と共に窓口に相談することも必要です。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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