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藤野智哉

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精神科医

報告

見解ギャンブル障害は賭博をする時間や頻度を自分でコントロールできず、日常生活で賭博を他の何より優先させるようになります。多額の損失や家族との不和、仕事への影響を生じ、掛け金や借金のために犯罪に手を染めることも少なくありません。ギャンブル障害に関しては自己責任論がよく出ますが、これは病気であり、本人もやめられないことから苦悩していることが多くあります。 ギャンブルから離れる、そもそも関わらないことが一番なわけですが、現在はオンラインなど様々な方法で賭博を始めることが可能となっており、金を借りることから賭けることまでスマホ一台でできるようになってしまっています。またオンラインカジノ側も有名なインフルエンサーに宣伝を依頼するなどアクセスを得やすく作られています。何が違法で合法かも分かりにくい部分があり、自己責任で終わらせるのではなく国としてしっかりとした啓発や取り締まりが必要です。

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  • 多田文明

    詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

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  • 園田寿

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    甲南大学名誉教授、弁護士

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コメンテータープロフィール

1991年7月8日生まれ。 秋田大学医学部卒業。 精神鑑定などの司法精神医学分野にも興味を持ち、現在は精神科病院勤務の傍ら医療刑務所の医師としても務める。

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