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杉山淳一

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鉄道ライター

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補足小田急電鉄がパートナーとして選んだデザイン会社「COA」は、集合住宅や学校、ホテルを手がけています。50000形VSEや70000形GSEは建築家の岡部憲明氏が手がけました。西武鉄道の001系Laviewも建築家の妹島和世氏でした。 鉄道車両デザインの建築家の起用は、内部の「居心地の良さ」と外観の「見心地の良さ」を重視していると言えそうです。 主に日常の着席サービス用途となるEXEの代替、観光車両のVSEの後継という位置づけは、インバウンドの増加に対応する観光車両の不足、EXEの老朽化の両方を解決したいという意図だと思われます。60000形MSEのように、両端が流線型、中間に貫通路付き先頭車というイメージでしょうか。 展望席はハイデッカーとして運転席を下に、展望席を上にするとか、もしかしたら20000RSEのような中間に2階建て展望車を連結するかも? 今後の情報が楽しみです。

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  • 小林拓矢

    フリーライター

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コメンテータープロフィール

東京都生まれ。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社でパソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当したのち、1996年にフリーライターとなる。IT、PCゲーム、Eスポーツ、フリーウェア、ゲームアプリなどの分野を渡り歩き、現在は鉄道分野を主に執筆。鉄道趣味歴半世紀超。2021年4月、日本の旅客鉄道路線完乗を達成。基本的に、列車に乗ってぼーっとしているオッサンでございます。

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