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松谷創一郎

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見解2021年4月にIZ*ONEの活動を終えた本田仁美さんは、復帰したAKB48にちゃんとトレーニングしたうえでパフォーマンスする文化を導入する契機となりました。後に大幅な人員削減をしたAKB48にそれがどれほど定着したかはわかりませんが、身をもって「音楽をちゃんとやる」意味をファンと他メンバーに伝えていた印象です。 この先ですが、これまでの彼女の活動を踏まえると、おそらく韓国に戻るか、日本のK-POPプロダクション(HYBE、LAPONE等)に籍を置くことが予想されます。あらためてオーディション番組に出演してデビューを目指すか、あるいは新規グループのメンバーとなる可能性が高いでしょう。プロスポーツのチームのように流動性が高まった現在のK-POPでは、IZ*ONEでともに活動していた宮脇咲良やチェウォン、ユジン、ウォニョンなどのような再ブレイクをするチャンスは十分にあります。

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  • 斉藤貴志

    芸能ライター/編集者

    補足日韓合同オーディションからIZ*ONEのメンバーになった日本の3人のうち、知名度が一番低かったのがA…続きを読む

コメンテータープロフィール

まつたにそういちろう/1974年生まれ、広島市出身。専門は文化社会学、社会情報学。映画、音楽、テレビ、ファッション、スポーツ、社会現象、ネットなど、文化やメディアについて執筆。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)、共著に『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学』(2017年)、『文化社会学の視座』(2008年)、『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)など。現在、NHKラジオ第1『Nらじ』にレギュラー出演中。中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻博士後期課程単位取得退学。 trickflesh@gmail.com

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