「もうたくさんだ」大谷翔平が“発奮”の左翼線二塁打&右前適時打! 長打数で94年ぶりの球団記録が現実味
ドジャースの大谷翔平が現地時間5月21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場し、4打数2安打1打点2盗塁の成績だった。チームは大谷の活躍で追い上げたが、7回に浴びた3ランが響き、3-7で敗れている。 【動画】勝負強さを発揮!大谷翔平が右前適時打を放つシーン 初回の第1打席、無死一塁で初対戦のブランドン・ファートから内角に食い込んでくる136キロのスライダーに空振り三振に倒れた。25歳の右腕は昨季メジャーデビューしたばかりの若手投手だ。 0-2と2点を追う4回の第2打席は、チーム初安打となる左翼線への二塁打で出塁すると、三盗を決めて今季12個目の盗塁。さらに捕手の悪送球で本塁に生還した。 この場面を、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「ドジャースは4回を無安打無得点で迎えた。ショウヘイ・オオタニは『もうたくさんだ』と言った」と、大谷が発奮してチーム初安打を放ったかのように投稿している。 6回の第3打席も一死三塁から右翼への適時打を放つと、さらに二盗を決めて1試合2盗塁。これで今季13個目の盗塁をマークした。8回の第4打席は右飛に終わったが、打って走って、間違いなくチームをけん引しているのは背番号「17」だ。 大谷の長打数はこの試合で「31」となったが、ドジャース専門メディア『Dodger Insider』のXによると98本ペースで、球団記録である1930年のベーブ・ハーマンの94本を上回るペースだと伝えている。 前日20日(同21日)の同戦では、初回の第1打席に意表を突くセーフティーバントが奏功して内野安打にした。3打数1安打の成績で、試合前まで48試合に出場して両リーグトップの打率.353をマークし、OPS1.077も両リーグトップの成績となっていた。 本塁打はトップのマルセル・オズナ(ブレーブス)に1本差のリーグ2位につけているが、両リーグでは、アストロズのカイル・タッカーが同日に1試合2本塁打を放ち、17本塁打でトップに立っている。明日、本塁打争いでもトップに立ちたいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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