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篠原修司

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ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

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解説どのような音声認識AIを利用しているのか分からないので正確ではない可能性がありますが、一般的に音声認識AIは発声した音の認識以外に文章の続きを推測しています。 「今日は良い」と喋り始めたら「天気ですね」が次に来る可能性が高い、といったような推測です。 今回、鹿児島弁で誤変換が起きているということですが、搭載されている日本語の言語モデルと鹿児島弁が噛み合ってない可能性が高いです。 とくに「とぜんなか」や「やんかぶる」は単語として登録もされていないのではないでしょうか? 鹿児島弁のデータを学習させれば解決できると思いますが、それなりのコストがかかるため方言ごとの最適化は難しいかもしれません。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 松原仁

    東京大学大学院情報理工学系研究科AIセンター教授

    解説AIの認識の精度はどれぐらい大量のデータを学習に使ったかに依存します。たくさん使えばそれだけ精度はよ…続きを読む

  • 島徹

    モバイル/IT/ガジェット系ライター

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コメンテータープロフィール

篠原修司

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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