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下薗昌記

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記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

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見解高校サッカー界の絶対的存在で、前年王者でもある青森山田が敗れたことはもちろん大きなニュースですが、今回の高川学園の勝利はトーナメントにありがちな、いわゆる「ジャイアントキリング」ではありません。  「トルメンタ」に注目が集まりがちですが、今季の高川学園は高校年代の最高峰のステージ、高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグのプレーオフにも初出場。結果的にプレミアリーグ復帰を果たした強豪、ガンバ大阪ユースに対しても1対2での接戦を演じており、プレミアリーグ昇格は逃したものの、素晴らしいサッカーを見せていました。  2022年1月の高校サッカー選手権では青森山田に0対6で大敗し、決勝進出を逃した高川学園ですが、当時もスペイン語で「嵐」の意を持つトリックプレー「トルメンタ」は、海外メディアでも話題になりました。  青森山田を撃破した高川学園の今大会の今後が楽しみです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河治良幸

    スポーツジャーナリスト

    見解選手権だけでなく、この年代のサッカーを日頃から追っているファンは分かると思いますが、今年の青森山田は…続きを読む

  • 杉山孝

    杉山孝認証済み

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    フリーランス・ライター/編集者/翻訳家

    補足「選手権」は男子だけではなく、女子の全国大会も行われています。30日までには、2回戦を終えています。…続きを読む

コメンテータープロフィール

下薗昌記

記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

1971年、大阪市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)でポルトガル語を学ぶ。朝日新聞記者を経て、2002年にブラジルに移住し、永住権を取得。南米各国でワールドカップやコパ・リベルタドーレスなど700試合以上を取材。2005年からはガンバ大阪を追いつつ、ブラジルにも足を運ぶ。著書に「ジャポネス・ガランチードー日系ブラジル人、王国での闘い」(サッカー小僧新書)などがあり、「ラストピース』(KADAKAWA)は2015年のサッカー本大賞で大賞と読者賞。近著は「反骨心――ガンバ大阪の育成哲学――」(三栄書房)。日本テレビではコパ・リベルタドーレスの解説やクラブW杯の取材コーディネートも担当。

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