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下薗昌記

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記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

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見解FC町田ゼルビアが誹謗中傷に対して刑事告訴に踏み切ったのは、当然の対応だと思われます。パリ五輪でもアスリートへの誹謗中傷が問題になりましたが、FC町田ゼルビアのみならず、Jリーグの各クラブ、プロ野球などでも選手への個人攻撃、いわれのない中傷が止まる気配はありません。  FC町田ゼルビアの場合は多くが他チームのサポーターからによるものだと推察されますが、昨今は自身が応援するクラブの選手に対してもSNSで心無い言葉を投げつけることもしばしばあります。筆者が取材したあるルーキーの選手はデビュー戦で犯したミスについて、SNSで酷い言葉を投げかけられたと話していました。また元日本代表選手もネガティブなコメントを嫌がり、インスタグラムを閉鎖しています。  選手のみならず、家族やスタッフにまで及ぶことも増えてきた誹謗中傷ですが、もはや悪意あるユーザーの良心や自浄作用を期待するのは難しいでしょう。

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    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

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コメンテータープロフィール

下薗昌記

記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

1971年、大阪市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)でポルトガル語を学ぶ。朝日新聞記者を経て、2002年にブラジルに移住し、永住権を取得。南米各国でワールドカップやコパ・リベルタドーレスなど700試合以上を取材。2005年からはガンバ大阪を追いつつ、ブラジルにも足を運ぶ。著書に「ジャポネス・ガランチードー日系ブラジル人、王国での闘い」(サッカー小僧新書)などがあり、「ラストピース』(KADAKAWA)は2015年のサッカー本大賞で大賞と読者賞。近著は「反骨心――ガンバ大阪の育成哲学――」(三栄書房)。日本テレビではコパ・リベルタドーレスの解説やクラブW杯の取材コーディネートも担当。

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