見解今回の誹謗中傷の発言は、全くサッカーと関係のない言葉が多く入り混じっています。否定したいのならば、起こった行動を具体的に指摘すべきです。しかし、粗大ゴミや犯罪者などの比喩は全く行動に即しておらず、ただただ相手を傷つけることが目的としか思えない内容です。これは明らかに指摘や討論ではなく、誹謗中傷となります。 アスリートは、一般の方より誹謗中傷にあいやすい立場ですが、だからと言って、何も感じないメンタリティを持っているわけではありません。むしろ、普段から評価をされることが多く、人の言葉によって励まされることも、逆に傷つくことも多いのです。 何かを伝えたいのであれば、これがおかしいと事柄にコミットして伝え合い、傷つけることではなく、より良いサッカー界を皆で作っていくことを目的とした行動をとるべきではないでしょうか。
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コメンテータープロフィール
東邦大学医学部卒業。大学在学中に準ミス日本に輝いたことをきっかけにタレント業と平行しながら医師免許を取得。現在は、精神科医としてクリニックに勤務する傍ら、産業医として多くの企業の健康づくりに携わる。また、スポーツメンタルアドバイザーとして、トップアスリートに向けたアドバイスも行っている。