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下薗昌記

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記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

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見解クリスティアーノ・ロナウド選手は初出場だった2004年のユーロでも決勝でギリシャに敗れた後、号泣した姿が記憶に残っていますが、あれから20年が経過しサッカー史に残るスーパースターになりました。UEFAの公式サイトで今大会がロナウド選手にとって最後のユーロになることを明かしましたが、やはりこの大会に賭ける思いの強さと責任感がPK失敗の涙から見て取れました。  試合後、ピッチ上で受けたインタビューで「この1年間PKを外していなかったのに一番チームが必要としている瞬間に外してしまった」と失敗を振り返ったロナウド選手。  39歳の大ベテランとなったロナウド選手ですが、ロナウド選手に限らず海外のスーパースターは試合中に負傷交代したり、大一番で敗れたりした後に子供のように泣きじゃくることは珍しくありません。そうした喜怒哀楽を隠さないスターの人間味にもファンは魅力を感じるのだと思います。

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  • 森田泰史

    スポーツライター

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コメンテータープロフィール

下薗昌記

記者/通訳者/ブラジルサッカー専門家

1971年、大阪市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)でポルトガル語を学ぶ。朝日新聞記者を経て、2002年にブラジルに移住し、永住権を取得。南米各国でワールドカップやコパ・リベルタドーレスなど700試合以上を取材。2005年からはガンバ大阪を追いつつ、ブラジルにも足を運ぶ。著書に「ジャポネス・ガランチードー日系ブラジル人、王国での闘い」(サッカー小僧新書)などがあり、「ラストピース』(KADAKAWA)は2015年のサッカー本大賞で大賞と読者賞。近著は「反骨心――ガンバ大阪の育成哲学――」(三栄書房)。日本テレビではコパ・リベルタドーレスの解説やクラブW杯の取材コーディネートも担当。

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