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重見大介

重見大介認証済み

認証済み

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

報告

補足リンゴ病 (伝染性紅斑・パルボウイルスB19感染症)は、妊婦さんが感染すると胎児貧血や子宮内死亡を引き起こす可能性があります。特に、小さなお子さんの間で流行しやすい疾患のため、保育園や幼稚園での流行には注意しましょう。 基本的な感染対策以外の予防法が確立されていない以上、まずはしっかりした知識を持ち、日頃からの感染対策を以下の通り徹底していただくことが大切です。 ・感染者の咳やくしゃみを吸い込まないようにマスクをする ・感染者と食器などを共有しない ・子どもにキスをしない ・よく手を洗うことやこまめにうがいをする なお、冬の時期はインフルエンザも流行してきます。 妊娠中でもインフルエンザはワクチン接種が推奨されていますので、併せてぜひご検討くださいね。

コメンテータープロフィール

重見大介

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

「産婦人科 x 公衆衛生」をテーマに、女性の身体的・精神的・社会的な健康を支援し、課題を解決する活動を主軸にしている。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談事業(株式会社Kids Public「産婦人科オンライン」代表)、臨床疫学研究(ヘルスケア関連のビッグデータを扱うなど)に従事している。また、企業向けの子宮頸がんに関する講演会や、学生向けの女性の健康に関する講演会を通じて、「包括的性教育」の適切な普及を目指した活動も積極的に行っている。※記事は個人としての発信であり、いかなる組織の意見も代表するものではありません。

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