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重見大介

重見大介認証済み

認証済み

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

報告

見解早産で産まれた双子さんが22歳になられたこと、本当に嬉しく思います。 早産は妊娠22週から36週台での出産を指します。未熟性があるので、どうしても産まれた直後の健康にトラブルが起きやすいだけでなく、早い週数での早産であるほど長期的な影響が生じることがわかってきています。 それでも、医学や学校、地域の支えで、このようにお子さんが元気に育ち、人生を目一杯楽しむことのできる社会にしていくことが大事なのだと思っています。 記事内のお母さんの言葉に胸を打たれました。 「出産したときも今も、私は娘たちを小さく産んでしまった、と自分を責める気持ちがどうしてもぬぐえません。だけど娘たちは、最近でも『保育器に入っていたことは覚えていないし、お母さんが自分を悪いと思うことを私たちは望んでいない』と言ってくれます。2人ともとても優しく成長してくれました。ほんとうにありがたいと思っています」

コメンテータープロフィール

重見大介

産婦人科専門医 / 公衆衛生学修士 / 医学博士

「産婦人科 x 公衆衛生」をテーマに、女性の身体的・精神的・社会的な健康を支援し、課題を解決する活動を主軸にしている。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談事業(株式会社Kids Public「産婦人科オンライン」代表)、臨床疫学研究(ヘルスケア関連のビッグデータを扱うなど)に従事している。また、企業向けの子宮頸がんに関する講演会や、学生向けの女性の健康に関する講演会を通じて、「包括的性教育」の適切な普及を目指した活動も積極的に行っている。※記事は個人としての発信であり、いかなる組織の意見も代表するものではありません。

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