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佐多直厚

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コミュニケーションデザイナー

報告

見解ひとにはマイペースとマイスペースがとても大事です。多様な人のコミュニティと関わってみて、多様な生活においてそれは共通でした。お散歩に出る時、先頭を歩きたい。後ろからゆっくり行きたい。シェアハウスの多目的ルームでもいつのまにか「だれそれさんのスペース」ができていきます。デスクと椅子にキャスターを付けてもかたまる場所ができたり。居酒屋でもその隅っこはよっちゃんさんの席とかありますよね。  フリーアドレスもフリー=無法地帯ではなく、しっかりと好きな「落ち着ける」スペースにできる工夫が必要です。むしろ固定席よりきちんと。わたくしが素晴らしいと思ったのは大テーブルを毎朝自主的に拭いていたある方の影響力でした。なぜ拭くの?と聞くと…みんなの席は自分の席だから。その思いが見える落ち着きのある大テーブルに。なんだか時代劇の長屋の井戸端みたいだと感想も。落ち着きとふるまいをも育てるフリーアドレスかも?

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 常見陽平

    千葉商科大学国際教養学部准教授/働き方評論家/社会格闘家

    解説「フリーアドレス」に関して誤解してはいけない。これもまた、種類があるし、運用上の工夫がされている。た…続きを読む

コメンテータープロフィール

佐多直厚

コミュニケーションデザイナー

金沢美術工芸大学卒。インクルーシブデザインで豊かな社会化推進に格闘中。2008年、現在の字幕付きCM開始時より普及活動と制作体制の基盤構築を推進。進行ルールを構築、マニュアルとしての進行要領を執筆し、実運用指導。2013年、豊かなダイバーシティ社会づくりに貢献する会議体PARADISを運営開始。UDコンサルティング展開。2023年7月(株)電通を退職後2024年1月株式会社PARACOM設立。 災害支援・救援活動を中心に可能な限りボランティア活動に従事。ともなってDX事業開発、ノウハウやボランティアネットワーク情報を提供。会議体PARADISの事業企画開発を担います。

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