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佐多直厚

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コミュニケーションデザイナー

報告

見解明るく前向きにそしてそこにいるひとみんなで一緒に。素敵な挑戦です。気が付かない多様な人の存在ですが、きっかけがあると実に多様だということがわかり始めます。わたくしが時々利用するスタバの東京国立駅の店舗はサイニング=手話を共通語とする日本初の店舗です。身構える必要もなく、自然に利用できるオープンな喫茶店です。  この記事でも出てきた指さしでやり取りが普通にできますし、お互いの視線や笑顔はしっかりつながります。指さしは以前からコンビニなどで外国人の方でも接客できるように使われてきましたが、便利かつ指先を通してとても心通うものです。ソチパラリンピックで訪問したモスクワ空港。タクシーで中心街へ足を延ばした際には、指さしロシア語会話帳を使ってコミュニケーション。ドライバーとの会話は家族の話題や悩み事にも発展し、互いに涙するまでに心通いました。声も、文字も翻訳も言語ですね。そしてこころは共通です。

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  • 高野龍昭

    東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

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  • 岡部卓

    岡部卓認証済み

    認証済み

    新潟医療福祉大学教授・東京都立大学名誉教授

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コメンテータープロフィール

佐多直厚

コミュニケーションデザイナー

金沢美術工芸大学卒。インクルーシブデザインで豊かな社会化推進に格闘中。2008年、現在の字幕付きCM開始時より普及活動と制作体制の基盤構築を推進。進行ルールを構築、マニュアルとしての進行要領を執筆し、実運用指導。2013年、豊かなダイバーシティ社会づくりに貢献する会議体PARADISを運営開始。UDコンサルティング展開。2023年7月(株)電通を退職後2024年1月株式会社PARACOM設立。 災害支援・救援活動を中心に可能な限りボランティア活動に従事。ともなってDX事業開発、ノウハウやボランティアネットワーク情報を提供。会議体PARADISの事業企画開発を担います。

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