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境治

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コピーライター/メディアコンサルタント

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提言「ふてほど」の大賞には私も違和感を持った。「流行語」の定義が曖昧になっていると思う。11年前の同じTBSの「倍返し」はドラマを離れて会話の中で面白がって使った。それが流行語ではないか。 「ふてほど」はドラマのタイトルの略称だがそれ自体が会話で使われたわけではない。ドラマのセリフで言えば記事の中で出ているように「もうええでしょう」がふさわしいし、候補にはないが「はて?」もあった。 「不適切にもほどがある」は間違いなく話題になったので「不適切」の方がまだ適切だったのでは? 審査の最初に「流行語」の定義を明確にしないと来年以降も違和感が噴出してしまうと思う。

コメンテータープロフィール

境治

コピーライター/メディアコンサルタント

1962年福岡市生まれ。東京大学卒業後、広告会社I&Sに入社しコピーライターになり、93年からフリーランスとして活動。その後、映像制作会社ロボット、ビデオプロモーションに勤務したのち、2013年から再びフリーランスとなり、メディアコンサルタントとして活動中。有料マガジン「テレビとネットの横断業界誌 MediaBorder」発行。著書「拡張するテレビ-広告と動画とコンテンツビジネスの未来」宣伝会議社刊 「爆発的ヒットは”想い”から生まれる」大和書房刊 新著「嫌われモノの広告は再生するか」イーストプレス刊 TVメタデータを作成する株式会社エム・データ顧問研究員

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