見解兵庫県知事選挙の後、テレビでキャスターたちがSNSに負けたの負けてないのと言っていたが反省点はないのかと思っていました。関西局の立場ある方が率直に反省していることは評価していいと感じました。選挙報道について見直すべき2点、まったくその通りで公示日以降も積極的に選挙について有益な情報を伝えてほしいです。一方、「テレビに騙された」ことの一因は「報道番組の情報番組化」にあり、これもどうするか考えてほしいです。さらに「正義を振りかざす」傾向も反省すべき点だと思います。元々報道に巣食っていた問題を内部で議論して社会にきちんと情報を伝える仕組みを再構築してもらいたいと思います。
コメンテータープロフィール
1962年福岡市生まれ。東京大学卒業後、広告会社I&Sに入社しコピーライターになり、93年からフリーランスとして活動。その後、映像制作会社ロボット、ビデオプロモーションに勤務したのち、2013年から再びフリーランスとなり、メディアコンサルタントとして活動中。有料マガジン「テレビとネットの横断業界誌 MediaBorder」発行。著書「拡張するテレビ-広告と動画とコンテンツビジネスの未来」宣伝会議社刊 「爆発的ヒットは”想い”から生まれる」大和書房刊 新著「嫌われモノの広告は再生するか」イーストプレス刊 TVメタデータを作成する株式会社エム・データ顧問研究員
