解説ロシアの新型弾道ミサイル「オレシュニク」はマッハ10だとIRBM(中距離弾道ミサイル)としてはむしろ遅く、北朝鮮のノドンなどと同様のMRBM(準中距離弾道ミサイル)に相当します。しかしウクライナ軍はICBM(大陸間弾道ミサイル)と報告しています、マッハ20前後を発揮する目標とマッハ10程度の目標をレーダーで誤認したりすることはありえません。つまりロシアかウクライナのどちらかが嘘を吐いていることになります。ロシア側がマッハ10は性能を秘匿する目的でわざと出鱈目な低い数字を発表した可能性もあります。もしかするとICBMに限りなく近い性能のIRBM「RS-26ルベーシュ」の名前を改名した可能性も考えられます。ICBMという名目で開発していたRS-26ルベーシュを今さらIRBMだったと公表するのは気が引けたのかもしれません。
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弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。
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