補足今冬一番の寒気が南下して寒くなっていますが、これで平年並みの寒さです。ただ今年は記録的な暑さだった昨年を上回る暑さになっていたことから、体感的には非常に寒く感じると思います。 夏から秋の暖かさのため、日本海の海面水温が平年より高くなっており、寒気が南下すると多量の水蒸気の補給を受けて大雪になる可能性があります。 冬のはじめの雪と侮らないで、しっかりした雪対策が必要です。
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コメンテータープロフィール
1951年新潟県生まれ。新潟大学理学部卒業後に気象庁に入り、予報官などを経て、1995年阪神大震災のときは神戸海洋気象台予報課長。その後、福井・和歌山・静岡・東京航空地方気象台長など、防災対策先進県で勤務しました。自然災害に対しては、ちょっとした知恵があれば軽減できるのではないかと感じ、台風進路予報の予報円表示など防災情報の発表やその改善のかたわら、わかりやすい著作などを積み重ねてきました。2024年9月新刊『防災気象情報等で使われる100の用語』(近代消防社)という本を出版しました。
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