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西山隆行

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成蹊大学法学部政治学科教授

報告

補足ハリケーンで大きな被害にあったノースカロライナは、大統領選挙の接戦州の一つです。共和党がやや優勢とされてきましたが、州知事選挙の共和党候補が「ブラック・ナチス」を名乗ったり「奴隷を雇いたい」など様々な問題発言を匿名のウェブサイトで行っていたことがわかり、状況が変わりつつありました。今回のハリケーンでトランプが福音派の実力者と共に逸早く現地入りしたことが選挙戦にどのような影響を及ぼすでしょうか。悲劇的な事件も選挙対策の文脈に位置づけられることが多いですが、共和党州知事とバイデン大統領がどのような対応を示すかも含めて、注目したいと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足被害が広がる中、いち早く現地に入ったのはトランプの方。ジョージア州バルドスタの被災地を訪れたトランプ…続きを読む

  • 森さやか

    NHK WORLD 気象アンカー、気象予報士

    補足ヘリーンの上陸地はフロリダ州でしたが、最も人的被害が大きかったのは、少し離れたノースカロライナ州でし…続きを読む

コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門は比較政治・アメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治―ニューヨーク市におけるアーバン・リベラリズムの展開』(東京大学出版会、2008年)などがある。

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