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西山隆行

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成蹊大学法学部政治学科教授

報告

見解ゼレンスキーをプーチンと呼び、ハリスをトランプと呼んでしまうような言い間違いは、実はバイデンはもっと若い時からしていました。特段新しいことではなく、「これまで自分はこれでやってこれた」という自負がバイデンにあるのだと思います。自分はあまり変わっていないのに、周りが急に批判し始めたということで、バイデンは不満を感じ、ある意味頑なになっているような気がします。権力者は孤独な存在であることを思わせる出来事で、孤独を問題にしない強い心が大統領には必要なのでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 安部かすみ

    ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

    見解言い間違いは今に始まったことではありません。81歳の普通のおじいちゃんなら家族の中で笑って済まされる…続きを読む

  • 三牧聖子

    同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授

    解説「ゼレンスキー大統領」と紹介すべきところ「プーチン大統領」と致命的な言い間違いをしたことに続いての、…続きを読む

コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門はアメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『アメリカ大統領とは何か:最高権力者の本当の姿』(平凡社新書、2024年)、『混迷のアメリカを読み解く10の論点』(共著、慶應義塾大学出版会、2024年)、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治』(東京大学出版会、2008年)など。

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