見解見分け方が難しいといっても、見分け方の手がかりが比較的多いのがツキヨタケです。大きな特徴は石づきの部分を割ると特徴的な黒いシミがあります。ただし、これが比較的薄い個体もあるので要注意です。 自信が持てない時は、食用キノコの特徴の有無を調べます。ムキタケであれば傘の表皮がつるんと剥けやすいのですが、ツキヨタケはそうではありません。 ヒラタケとの違いは柄と傘の区別です。ツキヨタケは柄と傘の境界が明確ですが、ヒラタケはそうではありません。 シイタケとの違いは明白なのですが、それが分からない場合は採取しない方が良いでしょう。 問題は、違いが以前は分っていた人が分からなくなるケースです。キノコ採取者の高齢化は高齢ドライバーの事故と似ていると感じています。今後そのようなケースが増えるのではないかと危惧しております。
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コメンテータープロフィール
管理栄養士、健康科学修士。病院、短期大学などを経て、現在は社会福祉法人に勤務。ペンネーム・道良寧子(みちよしねこ)名義で、主にインターネット上で「食と健康」に関する啓もう活動を行っている。猫派。著書:新装版管理栄養士パパの親子の食育BOOK (内外出版社)3月15日発売、共著:謎解き超科学(彩図社)、監修:すごいぞやさいーズ(オレンジページ)
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