宮崎空港で爆発の不発弾に「時限式」の起爆装置 防衛省が分析
朝日新聞デジタル
補足宮崎、鹿児島など南九州は、沖縄戦時の航空特攻の出撃基地が多く、宮崎空港もその位置には特攻出撃基地となった海軍飛行場がありました。1945年3月から幾度となく連合軍の空襲を受けました。 宮崎ではないのですが、鹿児島県がまとめた「鹿児島市における戦災の状況」には4月21日の鹿児島市の空襲では、時限爆弾が多数使われたという記録や証言が記されています。 証言や当時の新聞によると4月21日は、投下後1時間くらいしてから次々に爆発し、5月末まで爆発したものもあったと記されています。 4月21日は、宮崎でも空襲があったので鹿児島の空襲と一連のものと考えられます。 今回は、時限装置が働かずに不発弾となって79年以上経って爆発したわけです。また、不発弾は沖縄をはじめ各地に残っていると考えられます。 まだ戦後処理は終わっていないと言えます。
早稲田大学法学部卒業後NHK入社 沖縄放送局で沖縄戦や基地問題のドキュメンタリーなどを制作。アジアセンター、報道局チーフプロデューサーをへて、「戦争証言プロジェクト」・「東日本大震災証言プロジェクト」編集責任者として番組とデジタルアーカイブを連携させる取り組みで、第37回、39回の放送文化基金賞受賞。その後、Yahoo!ニュースプロデューサーとして全国の戦争体験を収集する「未来に残す戦争の記憶」の制作にあたる。2023年から日本ファクトチェックセンター副編集長として、ファクトチェックとリテラシー教育に取り組む。立教大学大学院 特任教授 デジタルアーカイブ学会理事 及び 地域アーカイブ部会会長