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補足ジュネジャ会長は、1984年に来日後、研究員からスタートして数々の企業で確かな実績と信頼を勝ち得てきた人物として定評があります。 ロート製薬では、日本初のCHO(最高健康責任者)となり、話題を呼びました。亀田製菓では、日本のコメの世界への発信に力を入れ、主力製品「柿の種」のインド版を商品名「カリカリ」として売り出すなど、海外展開の強化に余念がありません。 また、同氏の子どもがカナダ滞在時に「日本のおにぎりを恋しがった」という逸話もあり、ある意味、「日本人よりも日本人らしい」インド人です。亀田製菓の地元新潟では、顔の見える会長として親しまれているようです。 亀田製菓の海外展開のように、外国人の視点を社内に取り入れることにより、日本人では気づきにくい製品の販路や改良点に気付けるといった場面も出てくるはずです。そうした利点も含め、外国人人材の登用を図る企業は、今後一層増えていくでしょう。

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  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

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コメンテータープロフィール

執筆テーマはAIやBMIのICT、移民・外国人、エネルギー。 未来を探究する学問"未来学"(Futures Studies)の国際NGO世界未来学連盟(WFSF)日本支部創設、現在電気通信大学大学院情報理工学研究科で2050年以降の世界について研究。東京外国語大学ペルシア語学科卒、元共同通信記者。 主著『生成AIの常識』(ソシム)、今年度刊行予定『未来学の世界(仮)』、『エネルギー業界大研究』、『電子部品業界大研究』、『AI・5G・IC業界大研究』(産学社)、訳書『Futures Thinking Playbook』。新潟出身。ryuta373rm[at]yahoo.co.jp

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