補足この記事で重要なのは、自社農場を先行して展開してきたワタミの事例だ。ワタミでは、経営の多角化の中で自社農場の経営も多様化させ黒字への転換を目指している。もちろん農業は事業として成立させることは困難な側面もある。ただ自社農場産の野菜を使用するという付加価値は今後高まっていくことが予想される。さらに食材の安定確保するという視点からも事業の意義を検討することが重要となってきていると言えるだろう。
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コメンテータープロフィール
農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。
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