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倉原優

倉原優

認証済み

呼吸器内科医

報告

「2類」でも結核のようにN95マスク1枚だけで診療できる疾患もあれば、「5類」でも耐性菌感染症のように接触感染対策が必要な疾患もあります。現場としては「5類」だろうと何だろうと、新型コロナ陽性で患者さんが入院する場合、「ただの風邪」として扱うことはなく、院内で非コロナの患者さんに感染させないよう、必ず隔離します。これはインフルエンザのときも同じです。「2類 vs 5類」は分かりやすい対立構造なのでよく報道されがちですが、そもそも議論のポイントがずれていると思います。

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コメンテータープロフィール

国立病院機構近畿中央呼吸器センターの呼吸器内科医。「お医者さん」になることが小さい頃からの夢でした。難しい言葉を使わず、できるだけ分かりやすく説明することをモットーとしています。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医、インフェクションコントロールドクター。※発信内容は個人のものであり、所属施設とは無関係です。

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