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補足筆者からの補足です。自動運転技術への関心の高まりを受け、ウーバーや米リフトといった配車大手は、自動運転車開発企業との提携を加速させています。ウーバーは24年8月、米ゼネラル・モーターズ傘下の米GMクルーズと提携したことも明らかにしました。25年に米国の一部地域で、ウーバーの利用者がクルーズの自動運転車を呼べるようになるといいます。 ウーバーやリフトは自社アプリに自動運転タクシーを導入することで、ウェイモやGMクルーズから収益の一部を受け取ることができるほか、車両の開発に巨額を投じる必要がなくなります。一方、ウェイモやGMクルーズは、数千万人の顧客基盤を持つプラットフォームを活用し、新規顧客を獲得できます。ウーバーはかつて自動運転車の開発に数百万ドル(数億円)を投じていましたが、20年に開発部門「アドバンスト・テクノロジーズ・グループ(ATG)」を売却した経緯があります。

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コメンテータープロフィール

小久保重信

ニューズフロントLLPパートナー

同時通訳者・翻訳者を経て1998年に日経BP社のウェブサイトで海外IT記事を執筆。2000年に株式会社ニューズフロント(現ニューズフロントLLP)を共同設立し、海外ニュース速報事業を統括。現在は同LLPパートナーとして活動し、日経クロステックの「US NEWSの裏を読む」やJBpress『IT最前線』で解説記事執筆中。連載にダイヤモンド社DCS『月刊アマゾン』もある。19〜20年には日経ビジネス電子版「シリコンバレー支局ダイジェスト」を担当。22年後半から、日経テックフォーサイトで学術機関の研究成果記事を担当。書籍は『ITビッグ4の描く未来』(日経BP社刊)など。

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