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木俣冬

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見解「ばけばけ」は日本の怪談文化を研究した外国人・小泉八雲の妻の物語。いまの朝ドラブームのきっかけになったといわれる「ゲゲゲの女房」(10年度前期)が妖怪を描く漫画家の妻の物語でしたから、成功パターンの踏襲のような気がします。 「ゲゲゲ」のヒロイン松下奈緒さんはオファーでしたが、「ばけばけ」のヒロインはオーディションになるそうです。 24年度の「虎に翼」「おむすび」のヒロインはオファーで、25年度の「あんぱん」「ばけばけ」はオーディション。25年はフレッシュなヒロインという、朝ドラ原点回帰なのかなと感じます。が、今田美桜さんはオーディションながら、すでに実績も認知度も高かったので、「ばけばけ」はどうなるでしょうか。 ここらで思いっきり新鮮なかたを抜擢してみてほしいところです。ただ、朝ドラが目下、決して外せない枠化している印象があり、冒険できるかどうか五分五分ではないかと想像します。

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コメンテータープロフィール

木俣冬

フリーライター/インタビュアー/ノベライズ職人

角川書店(現KADOKAWA)で書籍編集、TBSドラマのウェブディレクター、映画や演劇のパンフレット編集などの経験を生かし、ドラマ、映画、演劇、アニメ、漫画など文化、芸術、娯楽に関する原稿、ノベライズなどを手がける。日本ペンクラブ会員。 著書『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、ノベライズ『連続テレビ小説 なつぞら』『小説嵐電』『ちょっと思い出しただけ』『大河ドラマ どうする家康』ほか、『堤幸彦  堤っ』『庵野秀明のフタリシバイ』『蜷川幸雄 身体的物語論』の企画構成、『宮村優子 アスカライソジ」構成などがある

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