日本バスケ協会 八村からの苦言を受け対応に追われる「情報収集をしている段階」
日本バスケットボール協会(JBA)は15日、NBAレーカーズの八村塁(26)から男子日本代表の強化方針やコーチ選定に苦言を呈されたことを受けて対応に追われた。 【写真】楽しそう!試合前に笑顔を見せる八村塁&河村勇輝の2S JBA関係者は「情報収集をしている段階。チーム(男子日本代表)はアジア杯予選を控えているので、試合に集中できるように全力でサポートしていく」と語った。情報を精査した上で、代理人を含めた八村サイドに連絡を取ることを検討している。スポンサーを含めたステークホルダーとの関係にも関わる問題だけに、慎重に対応していく方針だ。 八村は13日のグリズリーズ戦後の会見でJBAの強化方針について「僕が思うに、お金の目的がある気がする」と指摘。男子日本代表のコーチ選定については「僕らは日本の男子のトップのプレーヤー。日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、アスリートとしてプロでもやっていた、そういう人がコーチになってほしかった」と不満を口にしていた。 JBAは10月に男子日本代表のトム・ホーバス監督(57)と28年ロサンゼルス五輪を見据えて契約を延長。チームはアジア杯予選モンゴル戦(21日、日環アリーナ栃木)、グアム戦(24日、グアム大)に向けて都内で合宿を行っている。