見解アニメ人気が国内だけでなく、海外でも高い人気を誇ることの証左だと思います。 実際に外国人が日本を訪れる際の動機では、アニメ舞台地の「聖地巡礼」が全体の訪日目的の2割を占める調査結果もあります。 それだけに、ポテンシャルの高さがうかがえます。 現在国内各地でオーバーツーリズムが問題になっていますが、こうした舞台地は観光地をホスト側がある程度コントロールできるため、オーバーツーリズム対策としても期待できる要素があります。
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コメンテータープロフィール
1984年生まれ。千葉県市川市出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。「聖地巡礼」と呼ばれる、アニメなどメディアコンテンツを用いた地域振興事例の研究に携わる。近年は「withnews」「AERA dot.」「週刊朝日」「ITmedia」「特選街Web」「乗りものニュース」「アニメ!アニメ!」などウェブ・雑誌で執筆。共著に「コンテンツツーリズム研究」(福村出版)など。コンテンツビジネスから地域振興、アニメ・ゲームなどのポップカルチャー、IT、鉄道など幅広いテーマを扱う。