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中島恵

中島恵

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見解韓国では90年代後半から2000年代前半にビデオやDVDが販売されて人気となり、中国でも90年代後半から長い間、アニメ「蝋筆小新」(中国語タイトル)が人気となったため、現在20代~30代の韓国人、中国人の間で支持されています。 私の知人の中国人女性(20代後半)も3カ月ほど前に休暇で来日。まさに春日部まで遊びに行くと言っていました。特別大きな施設がなくても、駅に降り立っただけで「ここが、あのしんちゃんの地元か」と思い感慨深いそうです。観光スポットではなく、このような聖地巡礼は、今後ますます増えていくでしょう。 「しんちゃん」は日本の一般家庭の何気ない日常を描いた漫画・アニメですが、そこから日本人の考え方や生活様式が垣間見られ、日本に興味を持ったという外国人が多いので、大切にしたいですね。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河村鳴紘

    サブカル専門ライター

    解説海外からの観光が増加する中で、有名な観光地のような派手さはないものの、アニメの舞台になった効果が良く…続きを読む

  • 河嶌太郎

    ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

    見解アニメ人気が国内だけでなく、海外でも高い人気を誇ることの証左だと思います。 実際に外国人が日本を訪れ…続きを読む

コメンテータープロフィール

なかじま・けい ジャーナリスト。著書は最新刊から順に「中国人が日本を買う理由」「いま中国人は中国をこう見る」(日経プレミアシリーズ)、「中国人のお金の使い道」(PHP研究所)、「中国人は見ている。」、「日本の『中国人』社会」、「なぜ中国人は財布を持たないのか」「中国人の誤解 日本人の誤解」、「中国人エリートは日本人をこう見る」(以上、日経プレミア)、「なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?」、「中国人エリートは日本をめざす」(以上、中央公論新社)、「『爆買い』後、彼らはどこに向かうのか」、「中国人富裕層はなぜ『日本の老舗』が好きなのか」(以上、プレジデント社)など多数。主に中国などを取材。

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