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河村鳴紘

河村鳴紘

認証済み

サブカル専門ライター

報告

解説アニメのビジネスは、日本国内では作品数が多くレッドオーシャンで、単体では稼げる……と言い難い面があります。ただし、世界的市場でまだ成長が見込めるし、配信ビジネスも好調、ライセンスなどの関連ビジネスを含めると旨味があり、コンテンツの所有、企業のイメージアップも見込めることもあってか、他業種からの参入もあります。  ソニーグループの場合は「強化」というのがポイント。既に傘下にアニプレックス(現在の業績カテゴリーは音楽事業扱い)を抱えており、「鬼滅の刃」など原作もののアニメだけでなく、オリジナル作品も含めてヒット作を多く生み出している実績があります。また主力のゲーム事業、映画事業とうまく連動すれば、製作の効率化、今以上のマルチ展開も見込めそうです。

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  • 河嶌太郎

    ジャーナリスト(アニメ聖地巡礼・地方創生・エンタメ)

    解説ソニーグループは売上の約6割をゲーム・アニメ・音楽・映画といったエンタメ事業によって支えられています…続きを読む

コメンテータープロフィール

ゲームやアニメ、マンガなどのサブカルを中心に約20年メディアで取材。兜倶楽部の決算会見に出席し、各イベントにも足を運び、クリエーターや経営者へのインタビューをこなしつつ、中古ゲーム訴訟や残虐ゲーム問題、果ては企業倒産なども……。2019年6月からフリー、ヤフーオーサーとして活動。2020年5月にヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞。マンガ大賞選考員。不定期でラジオ出演も。

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