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河治良幸

河治良幸

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見解酒井宏樹もショルツも岩尾も一時代を築いた選手ですが、ここからへグモ監督の目指すサッカーを突き進めるプロセスで、前向きな離別ということもあると思います。酒井に関しては1試合、2試合、あるいは限定された時間であれば、今の強度でもなんとかやれると思いますが、どんどん無理が出て遅れていってしまう。怪我のリスクも高まります。岩尾もチームの完成度が上がるほど、主力からは離れていく、その分岐点にあったと思います。ショルツは今後しばらく主力を張っていくことは可能だったと思いますが、戦術的にマッチしていたかといえば、能力でカバーしている部分は大きいです。ただ、3人ともチームの精神的な支柱であったので、そこは当然、未知数な要素になります。新キャプテンを含めてチームの色々な状況に対応していくリーダーシップを誰がとっていくのか。関根貴大が筆頭株。ピッチ上では伊藤敦樹はもちろん安居、渡邊、石原、武田などに期待です。

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  • 元川悦子

    スポーツジャーナリスト

    見解酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、岩尾憲という実績・経験・統率力を兼ね備えた30代のベテラン選手た…続きを読む

コメンテータープロフィール

タグマのウェブマガジン【サッカーの羅針盤】 https://www.targma.jp/kawaji/ を運営。 『エル・ゴラッソ』の創刊に携わり、現在は日本代表を担当。セガのサッカーゲーム『WCCF』選手カードデータを製作協力。著書は『ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)『勝負のスイッチ』(白夜書房)、『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』(ソル・メディア)『解説者のコトバを知れば サッカーの観かたが解る』(内外出版社)など。プレー分析を軸にワールドサッカーの潮流を見守る。NHK『ミラクルボディー』の「スペイン代表 世界最強の”天才脳”」監修。

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