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元川悦子

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スポーツジャーナリスト

報告

見解酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、岩尾憲という実績・経験・統率力を兼ね備えた30代のベテラン選手たちが相次いでチームを離れるというのは、浦和レッズにとって大きな出来事。2023年のACL制覇も彼らの存在によって達成できた部分が大だったと痛感しています。ただ、今季の酒井・岩尾選手はケガで戦線離脱した時期があり、ショルツ選手も昨季に比べるとややパフォーマンスが低下した印象もあったため、彼ら抜きで今後の戦いを模索しなければいけない時期に来ていたのも確かでしょう。今季後半の浦和はルヴァンカップ、天皇杯もなく、リーグ戦1本で戦っていくため、じっくりとチーム作りに向き合える状況。これを前向きに捉え、チームの全体の底上げを考えていくべきでしょう。武田英寿選手らも調子を上げている今、若い世代のさらなる飛躍に期待したいところ。ここからの変化を興味深く見守りたいと思います。

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  • 河治良幸

    スポーツジャーナリスト

    見解酒井宏樹もショルツも岩尾も一時代を築いた選手ですが、ここからへグモ監督の目指すサッカーを突き進めるプ…続きを読む

コメンテータープロフィール

1967年長野県松本市生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーに。日本代表は非公開練習でもせっせと通って選手のコメントを取り、アウェー戦も全て現地取材している。ワールドカップは94年アメリカ大会から7回連続で現地へ赴いた。近年は他の競技や環境・インフラなどの取材も手掛ける。

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