補足トランプ氏は激戦州7州全てを制覇しただけでなく、民主党の牙城であるカリフォルニア州やニューヨーク州、イリノイ州でも、2016年、2020年の大統領選時と比べて得票した割合を伸ばしました。 NBCニュースによると、カリフォルニア州では、2016年時はヒラリー・クリントン氏が62%、トランプ氏が33%を得票、2020年時はバイデン氏が64%、トランプ氏が35%を得票したのに対し、今回はハリス氏は58.2%と60%を切り、トランプ氏は38.9%と得票した割合を伸ばしました。青い州を含め、全米的に右傾化が見られた大統領選でした。
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コメンテータープロフィール
大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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