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飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

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補足トランプ氏は、暗殺未遂が行われたペンシルベニア州に戻って行った演説でも、数々の根拠のない主張をしたと報じられています。例えば、トランプ氏が政敵は「自分を殺そうとした」と示唆する発言をしたり、息子のエリック氏も「彼らは父を殺そうとした」と言及したりしたことや、トランプ氏が「バイデン政権は拘置所にいる不法移民の性転換手術に資金を提供している」と訴えたり、トランプ氏を支援しているマスク氏も「民主党が米国民から武器所持権、言論の自由、投票権を剥奪しようとしている。ハリス氏は米国の選挙を廃止する」など根拠のない主張を展開したりしたことです。嘘を捲し立てているトランプ陣営ですが、それだけ、支持率でリードを続けているハリス氏に脅威を感じているということでしょう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 渡辺靖

    慶応大学SFC教授/現代アメリカ論

    見解学術的には否定・淘汰・一蹴されて久しい暴論です。ただ、こうした扇動的な議論が有権者の不満や憤りに響き…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足失言ではなくて、支持層固めのための意図的な発言。言葉もこれまでの「移民はアメリカ国民の血を汚す(ta…続きを読む

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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