補足マイコプラズマに関するYahoo!エキスパートの記事を作成して、先程公開しました[1]。 以下、簡単に要約いたします。 ** マイコプラズマ肺炎の流行が世界的に拡大し、日本でも増加傾向にあります。この感染症は3~7年周期で流行し、コロナ対策で一時収まっていましたが、再び広がっています。 症状は一般的な肺炎と似ていますが、軽症でも感染を広げる可能性があります。診断にはLAMP法が有効ですが、結果に時間がかかることがあります。 治療には特定の抗生物質が必要です。しかし薬剤耐性や供給不足が問題となっています。 予防接種はないため、基本的な感染対策が重要です。症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。 ** [1]久しぶりに始まったマイコプラズマ肺炎の流行。先に流行した世界各地の状況はどうだったのか?(堀向健太)
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コメンテータープロフィール
小児科学会専門医・指導医。大学講師。アレルギー学会専門医・指導医・代議員。1998年 鳥取大学医学部医学科卒業。鳥取大学医学部附属病院・関連病院での勤務を経て、2007年 国立成育医療研究センターアレルギー科、2012年から現職。2014年、米国アレルギー臨床免疫学会雑誌に、世界初のアトピー性皮膚炎発症予防研究を発表。医学専門雑誌に年間10~20本寄稿しつつTwitter(フォロワー12万人)、Instagram(2.4万人)、音声メディアVoicy(5600人)などで情報発信。2020年6月Yahoo!ニュース 個人MVA受賞。※アイコンは青鹿ユウさん(@buruban)。