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堀向健太

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医学博士。大学講師。アレルギー学会・小児科学会指導医。

報告

補足コロナウイルス流行中、世界中でも手足口病の患者数が大きく減りました。感染症対策が手足口病にも有効だったと言えます。 他のウイルスでも同様ですが、コロナ対策が緩んでくると世界各地域で手足口病が再び増え、今までと違う季節に流行したり、患者数が急増したりしました[1][2]。 手足口病は、多様なウイルスが原因となっていますが、最近は『コクサッキーウイルスA6』が原因ウイルスが大勢を占めており[1][2]、激しい皮疹を起こしたり、爪が剥がれるような後遺症を起こすことがあります[3]。 手足口病に対する免疫を持つ人が少なくなり、手足口病にかかりやすい人が増え、ウイルスの種類も変化してきていることも原因のひとつといえます。 [1]Viruses 2024; 16 [2]J Clin Virol 2022; 154:105245 [3]Pediatr Derma 2024; 41:23-7

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コメンテータープロフィール

堀向健太

医学博士。大学講師。アレルギー学会・小児科学会指導医。

小児科学会専門医・指導医。大学講師。アレルギー学会専門医・指導医・代議員。1998年 鳥取大学医学部医学科卒業。鳥取大学医学部附属病院・関連病院での勤務を経て、2007年 国立成育医療研究センターアレルギー科、2012年から現職。2014年、米国アレルギー臨床免疫学会雑誌に、世界初のアトピー性皮膚炎発症予防研究を発表。医学専門雑誌に年間10~20本寄稿しつつTwitter(フォロワー12万人)、Instagram(2.4万人)、音声メディアVoicy(5600人)などで情報発信。2020年6月Yahoo!ニュース 個人MVA受賞。※アイコンは青鹿ユウさん(@buruban)。

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