東京でインバウンドのお客さまを、月島のもんじゃ焼き屋さんに案内すると、間違いなく喜んでもらえるという話をよく聞きます。 もんじゃの専門店では、頼めばお店の人が作ってくれますが、要領を教わりながら客が自分で作るのが基本。外国にはこういった客参加型スタイルの外食店はほぼ皆無なので、私たちが想像する以上に、作ること自体が楽しいそうです。スナク首相は、そのような評判を耳にしていて、お好み焼き作りにチャレンジしたのかもしれませんね。 もともとお好み焼きは大正時代から昭和初期に「一銭洋食」と呼ばれていました。なぜ洋食だったかというと、ウスターソースを塗ったからです。当時の人々にとって、ウスターソースはハイカラの象徴でした。そのウスターソースが発祥したのはイギリス。オタフクソースのルーツをたどればウスターソースに行き着きますから、そこにも英首相との縁を感じてしまいます。
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コメンテータープロフィール
『シェフ・シリーズ』と『暮しの設計』(ともに中央公論社)の編集長をつとめるなど、プロ向きから超初心者向きまで約300冊の料理書を手がけ、流行食を中心に近現代の食文化を研究・執筆。第3回「食生活ジャーナリスト大賞」ジャーナリズム部門大賞受賞。著書に『熱狂と欲望のヘルシーフード−「体にいいもの」にハマる日本人』(ウェッジ)、『ファッションフード、あります。−はやりの食べ物クロニクル』(ちくま文庫)、『〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史』『カリスマフード−肉・乳・米と日本人』(ともに春秋社)などがある。編集プロダクション「オフィスSNOW」代表。
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